雑記

今年ももう終わりですが、皆さんいかがお過ごしですか?

私はちょっと前からweb小説を漁ることを趣味にし始めました。

 

小説家になろうというwebサイトが有名ですが、俺が今、漁っているのはカクヨムピクシブ小説。

カクヨムの方はなろうの後追いで、なろうよりも画一化されたジャンルばかりじゃない(ような気がしてる)。

ピクシブ小説の方はもう、魔境よ。

どちらも書き留めておきたいから、二つに分けて書こうと思う。

 

まずカクヨム

これは先月末くらいから漁り始めた場所なんだけど、なんというか、マジでピンキリって感じ。

なろうと同じく、ランキングという形式で順位付けされたりしてるんだけど、必ずしも上位の作品が『まとも』かどうかはわからないっていうね。

これはなろうの方でも一緒だろう、と思ってるんだけど。(確認してないから知らない)

マジで二桁位の作品より三桁、下手したら四桁位やランク外の方がまともに文章が書けてるなんてことはザラ。アスランよりザラ。

どうしてこういうことが起こるかっていうと、どうやらカクヨムに限らず、web小説界隈では人気取りも重要らしい。

いや、これは別にweb小説に限ったことじゃないか。他のコンテンツでも変に人気な作者の作ったものが点数とるってことは良くあるわ。

ともかく、カクヨムでも評価される項目ってのがあって、プレビュー数やお気に入りの数なんかがそれに相当するんだけど、それをユーザー間でのなれ合いで送りあったりするのね。

そのおかげで作品の身の丈に合わない評価を得て、ランキングの上位に入ったりしてるらしいの。

んで、そういう作品ほどテンプレートな主人公最強だったり、今流行りっぽい悪役令嬢だったりするわけ。

そのうえで作文能力が欠如した作品だったらもう、何も言えないわけよ。

俺はカクヨムの機能である『レビュー』というのを使用して、良いところ探しの練習をしてるの。

気を抜くと悪口、悪評しか喋らなくなるから、そういう性質を幾分か矯正出来たらなと思ってさ。

だから、読んだ作品に対して『ここは良かったよ』というのをレビューに書いて、悪口は書かないようにしようと思ってたの。

でも、上記の身の丈に合わない評価を得た作品を読んだ時にさ。

マジで何も良いところがないの。

文章表現は下手。設定はガバガバ。アクション描写はグダグダ。キャラクターに魅力はない。展開に目新しさもない。

どこを評価しろっていうんだ……。

別に悪口書いても良いならそうするけど、カクヨムレビュー機能はどうやら悪口を推奨していないらしくて。

じゃあもう書く事なんかねーよ、って思いながら、そういう作品は出来るだけ見なかったことにしております。

逆に、低順位のモノでもすげぇ光る作品があったりして、スコッパーと呼ばれる趣味人の楽しさがわかった気がするわ。

ああいうのが掘れると楽しい。

 

次にピクシブ小説。

こっちはカクヨムとは全く違う楽しみ方をしておりまして。

こっちはとにかく二次創作が多い土壌なので、そもそも作品の質が全く違うのだから楽しみ方も全然違うわけだけども。

それに加えて特筆すべきは、投稿者の年齢層の低さだと思うんだよね。

俺はとあるタグに張り付いて、そこに投稿されるSSをボチボチ摘まみながら眺めているんだけど、これがもう先述したカクヨムの『低レベルな作品』なんて比べ物にならないほど駄作、いやさ作品とも呼べない文字の羅列があるわけ。

これはこれで面白くてさ。

おそらくは学生、しかも中学生くらいの連中が書いてるんだろうなという文章を読んでいると、俺の言語野を破壊しつつ、一定の娯楽を届けてくれるの。

完璧に歪んだ娯楽ではあるんだけど、小学生の作文を読んで『頑張って書いて偉いねぇ』という、自分より極々下層に位置している人間を、遥か高みから見下ろすことによる優越感という。

俺ってあまり自己評価は高くないのよ。誰よりも勝ってる部分なんかないと思ってるし、劣ってる部分の方が多いと思う。

でも流石に中学生レベルの作文能力には負けない自負はある。

そのうえ、俺が観察しているタグにSSを投稿している有象無象に関しては、中学生レベルで考えても下の中ぐらいの作文能力しかないわけ。

さらに言えばオリジナリティのあるネタをひねり出す能力もないから、他の人が以前に書いたようなネタを劣化コピーしてお出ししてくる。

それがたまらなく愛しいのよ。

足元で頑張って作業をしているアリンコたちを眺めるような、子犬や子猫が親猫の真似をしようとして上手くいかない様子を眺めるような、そんな愛玩動物を愛でる気持ちが湧き出でるの。

たぶんだけど、俺が眺めているタグに頻繁にSSを投稿している連中も、そのまま文章を書き続けるような人生は送らないと思うのよ。

でも今この瞬間、足掻いて、藻掻いて、どうにか自分の満足できる形の文章が出来上がって、それを人目にさらすということ自体が、きっといつか糧になるから。

そう思いながら、俺はそいつらの晒す駄文を読み、鼻で笑い続けるのです。

 

振り返ってみても、我ながら酷い趣味だと思うわ。

雑記

すっかり忘れてたけど、今月はもう一本ゲームをクリアしたのよ。

いや、もう一本だけじゃないんだけど。

 

ポケモンSVを一応エンディングまで見まして。

今回はいつものポケモンじゃなくて、広いフィールドを自由に歩き回って三つの大きなストーリーをこなしていくっていう、比較的自由度の高い感じにはなってたんだけど、色々問題もあったね……っていう作品だった。

いろんなところへ好きに遊びに行けて、好きなポケモンを集めたりできるっていうのは良かったけど、結局ジムバッジを集めなきゃ高レベルのポケモンは捕獲しづらく、言うことも聞かないっていうチグハグな感じとか、ジム自体も所持バッジ数でリーダーの本気度が違うみたいな調整もなく、プレイしてみたら最終的に感想はいつも通りのポケモンに近い感じだったなぁ、っていう。

個人的には最序盤からリオルを仲間に出来て、相棒っぽく運用が出来たのはとても良かったけど、オープンワールドとしてはまだまだ出来る事あるよなーって感じだった。

あ、でも某所で『オープンワールドとしてレベルシンクしたらいいじゃん』っていう意見があったらしいんだけど、それはそうじゃないよな、と思ってる。

オープンワールドってシームレスフィールドってだけじゃなく、『どこへでも行ける』っていうところはシームレスフィールドと同じだとしても、そこに付随する『各地の敵キャラクターもプレイヤーのレベルに合わせるべき』っていうのは必要ないと思ってるの。

TESみたいにプレイヤーのレベルに合わせて各地の盗賊やモンスターの強さの調整がなされてるのは、TESには合ってるかもしれないけど、オープンワールドってもんがそれに画一されるべきではないと思ってて。

例えばドカポン321のストーリーモードじゃなくてフリーのモードがあったじゃない。

あれってスタート地点からどこでも行けて、砂漠方面に向かうとクソレベル高いモンスターと戦えたりするわけよ。

そうやって『フラグなどで通せんぼする』というフィールドの区切り方ではなく、『そこへ行くとクソ強いモンスターがいる』とか『フィールドダメージみたいなヤツがあって、それを緩和、無効化する何かをしなきゃ辛いけど、頑張れば踏破できる』みたいな調整こそオープンワールドだと思うのね。

『お前が好き勝手に世界を歩き回るのは問題ない。だが、それなりの難易度はあるぞ』っていう。

結局それってフラグによる通せんぼと変わらないって意見もあるかもしれないけど、実はそうじゃなくて、いくつでも裏道が存在していてそれに気づかないプレイヤーは地道にレベル上げや装備集めをするしかないけど、知識や技術のあるプレイヤーなら強引に高レベル地帯に足を踏み入れて、超効率的なレベリングが出来ます、みたいなやつ。

そう言うのがオープンワールドの自由度だと思うわけ。

だから今回のポケモンSVでも、高レベルの地帯が存在していて、そこへ出向いて敵の弱点をつけば高レベルポケモンも倒せて、レベリングが非常に楽。という調整はオープンワールドとしては別に問題ないと思うの。

他にいろんな問題は抱えていたと思うけど、プレイヤーとレベルを合わせる必要なんかまったくないわけ。

ただ、それがコマンド式のRPGだと裏道になりにくいね、っていう問題はあるけどね。

 

ここまで前座

 

んで、ポケモンはクリアしたわけだけど、本題はそこじゃなくて。

ポケモンを買うために、ニンテンドーオンラインチケットってヤツを使ったの。

これは以前、アルセウスを購入した時に使ったチケットで、半分がまだ残ってたのよ。

本当なら今年中に発売する予定だったゼルダに使うつもりだったんだけど、ゼルダは予定延期してしまい、どうやら来年まで出そうにない。

チケットは有効期限が一年だし、それまで買うものもなかろうからじゃあポケモンに使ってしまえ、って思って使ったの。

でも、このチケットってオンラインに加入してないと使用できないのさ。

だから仕方なく、別にスイッチでオンラインプレイする予定は一切ないのにオンラインに加入してチケットを使ったのね。

でもそれって結構もったいないじゃん。

せっかくオンラインに加入したんだから、何かしらのサービスを受けておかねば、300円が無駄になってしまう。

そう思った俺はファミコンをプレイしようと思ったわけ。

オンライン加入特典のアレね。

前々からファミコンとかスーファミとか、オンラインに加入するタイミングでボチボチプレイしてたのよ。

馴染みのあるポップンツインビーとか、ゼルダ1とか。

で、今回もその辺のプレイしたことあるヤツで暇をつぶそうかなって思ってたんだけど、目に入ったのがリンクの冒険

俺はこのタイトル、何度も挑戦したことがあったの。

スイッチオンライン加入時や3dsでDLしたやつなど、何度も挑戦してはその難易度に膝を屈してきたわけ。

何せこのゲーム、他のゼルダに比べて圧倒的にアクション要素が強い。

その辺のスタルフォスを倒すのにも一苦労な上、タートナックとかになると上下の打ち分けとかやらないといけないのよ。

そのうえ敵の防御性能がクソ高くて、こちらの攻撃はどれだけタイミングを読んでも防御されてしまうの。

これがどうしても理解出来なくて、毎回挫折をしてきた。

でも今回、そのあたりを攻略情報を頼りに突破出来たらいいな、と思ってプレイしてみたの。

そしたらこれがまぁ、いつも通り。

攻略情報には上記の敵に対する有意義な情報はほとんどなく、イベント発生やダンジョンに入るためのフラグや必要なアイテムなんかが書かれるばかりだったの。

どうすりゃええねん、って思いながら、それでも何とか体当たりでプレイしてみたの。

そしたらこれが、思いのほか突破出来まして。

正規の攻略法かはよくわからんけど、案外ごり押しでどうにかなるんだわ。

とにかく上下に打ち分けながら攻撃ボタン連打。これ。

敵との距離を適当に保ちながら、とにかく攻撃。

こうすることで案外防御の隙を突くことが出来、ラスボスであるダークリンクすらなんとなく突破出来ましたとさ。

なんやこれ……。

いやでも、他にいろんな要素は必要なんだけども。

基本的に戦闘に際してシールドの魔法は必須で、どんな弱い相手でも被ダメージを抑えるのは大事でさ。

シリーズ伝統の『HPマックス状態でのビーム』に関してはほとんど役に立たないけど、やっぱりHPを高い状態で保つというのは非常に大事で。

それはゲームオーバーを遠ざけるという意味でもそうだし、プレイヤーの心の安寧を保つという意味でもあってさ。

ホント、補助魔法の重要さを再認識したよね。

でも、無駄に魔法を撃てば良いわけでもなくて、MPを回復出来るタイミングって意外と限られてて。

雑魚が無限湧きするポイントがあれば、時間さえかければ青い瓶で回復出来たりするけど、それも回復量は多くないし、時間はめっちゃかかるし。

ここぞというタイミングでMPが足りずに魔法が使えない! みたいなことも多くあるし。

あの時、シールドを無駄打ちしなければヒールが唱えられたのに! みたいなね。逆もまた然り。

そう言うHPとMPという基本的なリソース管理のゲーム性も、久々に感じられたわ。

RPGってこういう要素も大事よな、っていう。

最近のRPGは、というかゲーム全般的にだけど、ストレス要素って結構排除される傾向が強くて、リソースを潤沢に持ち歩けることの方が多いじゃない。

回復アイテムをガンガン買い込んでからダンジョンに挑む、みたいな。

それはそれで別に難易度を設けたりしているだろうから、ゲーム性は別の個所で担保されてるんだろうけど、RPGの原初から考えてもリソース管理ってめっちゃ重要なポイントじゃん。

自分が持ち歩けるアイテムの数は限られてるから、拠点で買う回復薬の量を抑えめにして、ダンジョンで手に入れられるお宝を多く持てるようにしよう、みたいな、そういうバランスを取るゲーム性ってもうないよね。

そう言う例とはちょっと違うけど、やっぱりHPとMPっていうのもリソース管理の一部で、リンクの冒険ではそういう面もちょっと感じられてよかったわ、って話。

 

なんか話がとっ散らかった気がするけど、とにかくリンクの冒険をクリアしましたよ。

個人的にゼルダシリーズは結構好きなので、未クリアだったタイトルをクリア出来てすごく満足だった。

雑記

今日はゲームをクリアした話。

とは言っても、これは以前にプレイした奴がリマスターされて、改めてプレイしたものなので、さらっと書こうかなと思う。

 

FF6ピクセルリマスターをクリアしまして。

俺はこれ、めっちゃ普通に楽しめたの。

巷では『ピクリマはクソリマスター』とかよく言われてるじゃん。

やれグラフィックが~とか、やれBGMやSEのアレンジが~とか。

俺はその辺、全く問題なくプレイできたの。

まぁ、原作に強い思い入れのあるヤツは不満はあるだろうな、とは思うけど、じゃあもうSFCから出てくんなって思うくらいに。

むしろ俺は、SFCでプレイした時はきかい装備してバニシュデス戦法で駆け抜けたわけ。

ここになんのカタルシスもなく、適当にイベントを流し見した程度でしかなかったの。

そこに当然、感動やなんかも付随するはずもなく、単に算数ドリルを一冊埋めました、と同等の感想しかなかったわけ。

でも今回、ピクリマではいろんなバグが修正され、当然きかい装備は出来ず、バニシュデスも出来ない。

というわけで、今回の俺はちゃんとRPGとしてFF6を楽しむことが出来たと思う。

初めてまともに戦うアルテマウェポンは強かったし、ダリルの墓で出会ったデュラハンでめっちゃ苦戦したのも良い思い出だと思う。

初めて十四人の仲間を集め、全ての魔石を集め、レアアイテムもボチボチ拾った。

俺が満足できるくらいには、FF6を堪能したわ~って思って、レベリングしすぎたくらいの状態で瓦礫の塔に上ってさ。

途中にいるボスたちをレベルの暴力でなぎ倒し、いざや至ったラスボス、ケフカ

こいつもまぁ、巷で言われる以上に弱かったな、と思いながら突破したわけだけど……。

もう唯一の不満。

妖星乱舞第四楽章のしょぼさ。

SFCよりも表現力は上がってるはずなのに、あんなしょぼい第四楽章ある? ってレベルでしょぼくてさ。

そこに至るまでは全然、なんの文句もなかったの。

ティナのテーマ、通常戦闘、ボス戦、アルポンを含めた重要ボス戦、仲間を求めて、オペラに関しては良リメイクの風格すらあった。

ただ、どうしてラスボスの一番盛り上がるところであんなしょぼいアレンジをしてしまったのか。

FF6が発売されるまで、1~5のナンバリングもピクセルリマスターとして発売され、そこまで色々苦言を呈されてきたわけじゃん。

老害とも呼べる連中のうるせぇ小言は、きっと開発にも届いてたと思うの。

当然、BGMアレンジについてもやんやと言われたわけでしょ。

どうしてそれが。

どうして最終作のラスボスのBGMで。

どうしてそのハードルを越えられない。

 

ピクリマは新入社員が勉強するために作られた、なんて言われることもあったけど、最後の最後で俺も強く否定できなくなったよ。

雑記

特に書くこともなく月末を迎えてしまったわけだけども。

今月はそんなに新しいゲームもやらなかったし、愚痴りたい出来事があったわけでもない。

平穏であった、と思えば、まぁ良い一か月だったのかもしれない。

じゃあ別に雑記なんか書かなくても良いんだけど、せっかく思い出したのだから一応足跡ぐらいは残しておこう、と。

雑記

今日はフリーゲームの感想を書きに来たんだけど。

最初に『これはフリーゲームの感想です』ということを掲示しておきたい。

フリーゲームなんてピンキリのクオリティでしかるべきなの。

玉石混交であるべきなのよ。

むしろ九割九分のクソゲーがあって、1%に満たない割合で神ゲーがあればいいと思ってるわけ。

だからまぁ、これから酷評するけど、それって当然の事よね、と思ってほしい。

 

断罪室というゲームを聞きまして。

なんかブラウザ上でも出来るフリーゲームっぽくてさ。

システム的には一周でも数分で終わっちゃうぐらいの軽いゲームで、メッセージ送りといくつかの選択肢のクリックで済む感じのもんなんだけども。

これがまぁ、内容がアレすぎてびっくりしちゃって。

お話の内容としては、プレイヤーが急に変な場所に呼び出されて、全く無関係の人間二人が話している内容を聞いて、『片一方が死に値するか』を判断するってもんなんだけど、これがまぁ軒並み死に値しないの。

一応五編……というか本編は四編か。それぐらいの短い会話があって、一つずつ判断を下すんだけど、内容がどれも『それって死で償うほどの事か?』っていう。

虐待、浮気、パワハラ、いじめ。

選んだ内容によっては会話をしていたどちらかが死ぬ結果が報せられたりするわけだけど、でもそれってその人の人間性によるとしか言えなくてさ。

一つ一つ精査しても『もっと適当な機関に相談なり解決を依頼したらええやん』って話ばかりでさ。

仮にゲーム内の断罪室と呼ばれる場所が『適当な機関』であったとしても、どの話も本当に規模が小粒すぎて、それ自体が死に値するかと問われたら、絶対に否なの。

ゲーム内でも『会話が短いよね。これだけで判断しなきゃいけないなんて大変だよね』みたいな話があって、『でも現実でもこういうことあるよね』っていう雰囲気で押し切ってくるんだけどさ。

推定無罪に則って言えば、全部が全部、死に値するほど重い罪ではないという判断しか出来ないわけ。

もし命を奪うほどのペナルティを課すのであれば、もっと精査する必要があると思うの。それをちょっとした会話だけで判断しろっていうのであれば、『じゃあ別に命を奪うほどではない』という判断にしか行かないわけよ。

でも作者的には『こういうインパクトの強い話が面白いぞ!』って考えてたわけでしょ?

人の生き死にを軽く判断したほうがセンセーショナルだ! と。

その考えがもう浅いよね。

テキスト自体も斜に構えた感じで、作者がニチャニチャしてる感じが窺い知れてさ。

中学生が作ったんじゃねーかって思うぐらいには拙いもんだったよ。

 

ゲーム内容は本当に、システム、コンセプト、テキストに至るまで一個も褒めるところがなくて、作者のうすら寒さが透けて見えるようなゲームだったんだけど、最初にも書いたようにフリーゲームってこんなもんなの。

褒められるのはビジュアル面のみだったな、と思ったわ。

背景や立ち絵なんかは頑張ってたと思うわ。俺の好みではなかったけど。

 

余談だけど、レビューとかを見ると割と手放しで褒めてる人がいっぱいいてびっくりした。

むしろ酷評してる人が見当たらなくて、やっぱ表立って酷評するのはリスクが高いのかな、とも思いましたとさ。

あと本当に関係ないんだけど、作者のツイートがホントに中学生感があって味わい深かったよ。

『こんな趣味の悪いゲームを作る作者ですよ』とかいう文面が、ホントもう、笑っちゃって笑っちゃって仕方なかったわ。

マジで中学生かよ、って思ったもんね。

雑記

いつも通り、クリアしたゲームの感想。

 

ライブアライブのリメイクをクリアしまして。

一応、真エンディングでクリアしたんだけど……。

正直、新規でプレイするようなもんじゃないと思いました。

 

俺はSFCでプレイしておらず、今回がLALの初プレイだったわけだけども。

端々からしっかりSFC版を移植して来たんだな、と感じられる作りだった。

率直に言うと、古臭い。

イベントシーンは長く、にも拘らず全体的には淡泊なシナリオばかりなので、内容にのめりこめず、始まってから終わるまでの全てに対して『はぁ……』という感想しか浮かんでこない。

もっとしっかりした演出を加えて、キャラやストーリーをもっと深く演出できていれば良かったのかもしれないけれど、SFCの容量の問題でそれは無理だっただろうし、しっかり描いたシナリオを八つ、最終章を含めれば九つもプレイするのは正直しんどいと思う。

もともと、SFC版はいろんな漫画家さんに頼んでキャラデザインをしてもらったところも売りの一つだっただろうから、シナリオを減らすことは出来ないだろうし、だとしたらもうどうしようもないね、っていう。

システムとしてもそれほど面白いものじゃない。

バトルは大味で、耐性や弱点の要素、敵との位置取りなんかの要素は目新しかったけど、面倒くささにもつながってたかな、と思う。

リメイク版は敵もある程度立体的に表現されてるから、どのマスが敵の範囲なのかわかりにくいのもあったしね。

難易度もそれほど高くはなかったし、サクサク進めるのは良かったと思うけどね。

ただ、当時のやり込み要素的なものは強く感じられた。

特に幕末編とかは遊ぼうと思えば結構深くまで遊べるんじゃないかな、と思えたし。

でもまぁ、そんな遊びこむ気にはならないよね……。

総じて、当時のプレイヤーに向けたゲームだな、と思いました。

 

過去の名作をプレイできるのは良かったけど、クリアしてみたらちょっと割高な値段だったな、と思った。

HD-2Dでリメイクするのにコストはかかってるのかもしれんけど、俺としては値段分は楽しめてないと思うわ。

雑記

感想的な奴を置いとく。

わけわからん、と思った人間がいても知らん。

ここは俺のブログじゃ。

 

一つ目
時間経過や場面転換の描写が唐突過ぎて、作者の脳内で起こっていることを表現しきれていないため、読者の混乱を招いている。
また独自の表現をしているせいか、読んでいる途中で『なんやこれ……』と思って立ち止まることが多く、その突っかかりが原因でお話に集中しにくくなっている。
 
二つ目
何の変哲もない、いつものSS。表現方法の雑さはあれど、それもいつも通りかなぁ、と思える程度。
ただお題企画であるにもかかわらず、それを全く無視している点は他の参加者がどう思っているのか気になるところ。作者はネタ出しの時点でどうかしてると思う。
 
三つ目
特に論うこともない、いつものSS。技術不足は全体的に感じつつも、二人が従姉弟であるという設定のパワフルさは二次創作のあり方を提示していて好感が持てる。
視点変更の急ハンドル具合に目をつむれば、まぁいつものSSよな、と納得できる感じ。
 
四つ目
いつも通り過ぎるSS。お題企画である点を深く考えず自分のやりたいことをやってるだけといった感じ。
これまでの三つに比べて技術はあるように感じられるがネタの斬新さもなく、お題に沿ったわけでもないため、企画に乗った意義が全く感じられない。
 
五つ目
個人的に三人称視点の地の文なのが高評価。SSの文法ではなく、しっかり文章として読ませようという気概が見れてうれしい。
ただ、お題である夏休みを蔑ろにしすぎで、そこはやっぱりどうかと思う。せめて観光地に行った際の描写でもうちょっと夏っぽさを出してくれたらよかった。
 
六つ目
これもまぁ、いつも通りの感じと言えばそうだけど、ちゃんとお題を絡めてお話を作っているのでとても良いかと思います。
とにかく作者のやりたいことを全部ぶち込んだって感じの作品で、個人的にはどこか取捨選択したほうがすっきり収まるかな、とは思うけど、それは良し悪しかなぁ、とも思う。
 
七つ目
まぁでも、これがネットのSSだよな、って感じ。
ネタや技術に関して論うのが無粋に思えるので、これはこれで良いんじゃない?
 
八つ目
作者の書きたい主題は後半の方なんだろうな、と。前半と後半の乖離がすごくて、もうちょっと馴染まなかったもんだろうか。
夏感はあったので前半にとどめたらお題企画に出されたものとしては及第点だったろうけど、後半があったおかげで他との差別化が出来てる面もあるので、これも良し悪しか。
 
九つ目
これも作者のやりたいことを優先した感じかな。作者の基本が別カプなら企画に乗らなくても良かったのでは?
 
十個目
強引なご近所設定&年齢操作は好感が持てます。こういうのが出来るところが二次創作の良いところよな。
ただ、お題に対する表現の仕方が希薄かなぁ、とは思ったので、もうちょっとお題をわかりやすく表に出せれば良かったかな、と思います。
 
十一個目
これまたやりたいことやり切った感じ。でもパッション先行したのが悪く出てないというか、ちゃんとお題に絡めたうえで自分のやりたいことも出来てるって感じ。SSってこういうモンってのを感じさせてくれるというか。
 
十二個目
特に引っ掛かりがない。良い点も悪い点も、存在しないわけではないけど、全体を見通せばなだらかすぎて印象に残りにくい。とりあえず締め切りがあるからなんとなく手癖で形にしてあげよう、っていうテキトーな仕事なんだろうな、って感じ。
 
ツイッタでメモったのをそのままコピペしたら、フォントサイズ変わったっぽい。