今日はゲームをクリアした話。
とは言っても、これは以前にプレイした奴がリマスターされて、改めてプレイしたものなので、さらっと書こうかなと思う。
俺はこれ、めっちゃ普通に楽しめたの。
巷では『ピクリマはクソリマスター』とかよく言われてるじゃん。
やれグラフィックが~とか、やれBGMやSEのアレンジが~とか。
俺はその辺、全く問題なくプレイできたの。
まぁ、原作に強い思い入れのあるヤツは不満はあるだろうな、とは思うけど、じゃあもうSFCから出てくんなって思うくらいに。
むしろ俺は、SFCでプレイした時はきかい装備してバニシュデス戦法で駆け抜けたわけ。
ここになんのカタルシスもなく、適当にイベントを流し見した程度でしかなかったの。
そこに当然、感動やなんかも付随するはずもなく、単に算数ドリルを一冊埋めました、と同等の感想しかなかったわけ。
でも今回、ピクリマではいろんなバグが修正され、当然きかい装備は出来ず、バニシュデスも出来ない。
というわけで、今回の俺はちゃんとRPGとしてFF6を楽しむことが出来たと思う。
初めてまともに戦うアルテマウェポンは強かったし、ダリルの墓で出会ったデュラハンでめっちゃ苦戦したのも良い思い出だと思う。
初めて十四人の仲間を集め、全ての魔石を集め、レアアイテムもボチボチ拾った。
俺が満足できるくらいには、FF6を堪能したわ~って思って、レベリングしすぎたくらいの状態で瓦礫の塔に上ってさ。
途中にいるボスたちをレベルの暴力でなぎ倒し、いざや至ったラスボス、ケフカ。
こいつもまぁ、巷で言われる以上に弱かったな、と思いながら突破したわけだけど……。
もう唯一の不満。
妖星乱舞第四楽章のしょぼさ。
SFCよりも表現力は上がってるはずなのに、あんなしょぼい第四楽章ある? ってレベルでしょぼくてさ。
そこに至るまでは全然、なんの文句もなかったの。
ティナのテーマ、通常戦闘、ボス戦、アルポンを含めた重要ボス戦、仲間を求めて、オペラに関しては良リメイクの風格すらあった。
ただ、どうしてラスボスの一番盛り上がるところであんなしょぼいアレンジをしてしまったのか。
FF6が発売されるまで、1~5のナンバリングもピクセルリマスターとして発売され、そこまで色々苦言を呈されてきたわけじゃん。
老害とも呼べる連中のうるせぇ小言は、きっと開発にも届いてたと思うの。
当然、BGMアレンジについてもやんやと言われたわけでしょ。
どうしてそれが。
どうして最終作のラスボスのBGMで。
どうしてそのハードルを越えられない。
ピクリマは新入社員が勉強するために作られた、なんて言われることもあったけど、最後の最後で俺も強く否定できなくなったよ。