雑記

今日はフリーゲームの感想を書きに来たんだけど。

最初に『これはフリーゲームの感想です』ということを掲示しておきたい。

フリーゲームなんてピンキリのクオリティでしかるべきなの。

玉石混交であるべきなのよ。

むしろ九割九分のクソゲーがあって、1%に満たない割合で神ゲーがあればいいと思ってるわけ。

だからまぁ、これから酷評するけど、それって当然の事よね、と思ってほしい。

 

断罪室というゲームを聞きまして。

なんかブラウザ上でも出来るフリーゲームっぽくてさ。

システム的には一周でも数分で終わっちゃうぐらいの軽いゲームで、メッセージ送りといくつかの選択肢のクリックで済む感じのもんなんだけども。

これがまぁ、内容がアレすぎてびっくりしちゃって。

お話の内容としては、プレイヤーが急に変な場所に呼び出されて、全く無関係の人間二人が話している内容を聞いて、『片一方が死に値するか』を判断するってもんなんだけど、これがまぁ軒並み死に値しないの。

一応五編……というか本編は四編か。それぐらいの短い会話があって、一つずつ判断を下すんだけど、内容がどれも『それって死で償うほどの事か?』っていう。

虐待、浮気、パワハラ、いじめ。

選んだ内容によっては会話をしていたどちらかが死ぬ結果が報せられたりするわけだけど、でもそれってその人の人間性によるとしか言えなくてさ。

一つ一つ精査しても『もっと適当な機関に相談なり解決を依頼したらええやん』って話ばかりでさ。

仮にゲーム内の断罪室と呼ばれる場所が『適当な機関』であったとしても、どの話も本当に規模が小粒すぎて、それ自体が死に値するかと問われたら、絶対に否なの。

ゲーム内でも『会話が短いよね。これだけで判断しなきゃいけないなんて大変だよね』みたいな話があって、『でも現実でもこういうことあるよね』っていう雰囲気で押し切ってくるんだけどさ。

推定無罪に則って言えば、全部が全部、死に値するほど重い罪ではないという判断しか出来ないわけ。

もし命を奪うほどのペナルティを課すのであれば、もっと精査する必要があると思うの。それをちょっとした会話だけで判断しろっていうのであれば、『じゃあ別に命を奪うほどではない』という判断にしか行かないわけよ。

でも作者的には『こういうインパクトの強い話が面白いぞ!』って考えてたわけでしょ?

人の生き死にを軽く判断したほうがセンセーショナルだ! と。

その考えがもう浅いよね。

テキスト自体も斜に構えた感じで、作者がニチャニチャしてる感じが窺い知れてさ。

中学生が作ったんじゃねーかって思うぐらいには拙いもんだったよ。

 

ゲーム内容は本当に、システム、コンセプト、テキストに至るまで一個も褒めるところがなくて、作者のうすら寒さが透けて見えるようなゲームだったんだけど、最初にも書いたようにフリーゲームってこんなもんなの。

褒められるのはビジュアル面のみだったな、と思ったわ。

背景や立ち絵なんかは頑張ってたと思うわ。俺の好みではなかったけど。

 

余談だけど、レビューとかを見ると割と手放しで褒めてる人がいっぱいいてびっくりした。

むしろ酷評してる人が見当たらなくて、やっぱ表立って酷評するのはリスクが高いのかな、とも思いましたとさ。

あと本当に関係ないんだけど、作者のツイートがホントに中学生感があって味わい深かったよ。

『こんな趣味の悪いゲームを作る作者ですよ』とかいう文面が、ホントもう、笑っちゃって笑っちゃって仕方なかったわ。

マジで中学生かよ、って思ったもんね。

雑記

いつも通り、クリアしたゲームの感想。

 

ライブアライブのリメイクをクリアしまして。

一応、真エンディングでクリアしたんだけど……。

正直、新規でプレイするようなもんじゃないと思いました。

 

俺はSFCでプレイしておらず、今回がLALの初プレイだったわけだけども。

端々からしっかりSFC版を移植して来たんだな、と感じられる作りだった。

率直に言うと、古臭い。

イベントシーンは長く、にも拘らず全体的には淡泊なシナリオばかりなので、内容にのめりこめず、始まってから終わるまでの全てに対して『はぁ……』という感想しか浮かんでこない。

もっとしっかりした演出を加えて、キャラやストーリーをもっと深く演出できていれば良かったのかもしれないけれど、SFCの容量の問題でそれは無理だっただろうし、しっかり描いたシナリオを八つ、最終章を含めれば九つもプレイするのは正直しんどいと思う。

もともと、SFC版はいろんな漫画家さんに頼んでキャラデザインをしてもらったところも売りの一つだっただろうから、シナリオを減らすことは出来ないだろうし、だとしたらもうどうしようもないね、っていう。

システムとしてもそれほど面白いものじゃない。

バトルは大味で、耐性や弱点の要素、敵との位置取りなんかの要素は目新しかったけど、面倒くささにもつながってたかな、と思う。

リメイク版は敵もある程度立体的に表現されてるから、どのマスが敵の範囲なのかわかりにくいのもあったしね。

難易度もそれほど高くはなかったし、サクサク進めるのは良かったと思うけどね。

ただ、当時のやり込み要素的なものは強く感じられた。

特に幕末編とかは遊ぼうと思えば結構深くまで遊べるんじゃないかな、と思えたし。

でもまぁ、そんな遊びこむ気にはならないよね……。

総じて、当時のプレイヤーに向けたゲームだな、と思いました。

 

過去の名作をプレイできるのは良かったけど、クリアしてみたらちょっと割高な値段だったな、と思った。

HD-2Dでリメイクするのにコストはかかってるのかもしれんけど、俺としては値段分は楽しめてないと思うわ。

雑記

感想的な奴を置いとく。

わけわからん、と思った人間がいても知らん。

ここは俺のブログじゃ。

 

一つ目
時間経過や場面転換の描写が唐突過ぎて、作者の脳内で起こっていることを表現しきれていないため、読者の混乱を招いている。
また独自の表現をしているせいか、読んでいる途中で『なんやこれ……』と思って立ち止まることが多く、その突っかかりが原因でお話に集中しにくくなっている。
 
二つ目
何の変哲もない、いつものSS。表現方法の雑さはあれど、それもいつも通りかなぁ、と思える程度。
ただお題企画であるにもかかわらず、それを全く無視している点は他の参加者がどう思っているのか気になるところ。作者はネタ出しの時点でどうかしてると思う。
 
三つ目
特に論うこともない、いつものSS。技術不足は全体的に感じつつも、二人が従姉弟であるという設定のパワフルさは二次創作のあり方を提示していて好感が持てる。
視点変更の急ハンドル具合に目をつむれば、まぁいつものSSよな、と納得できる感じ。
 
四つ目
いつも通り過ぎるSS。お題企画である点を深く考えず自分のやりたいことをやってるだけといった感じ。
これまでの三つに比べて技術はあるように感じられるがネタの斬新さもなく、お題に沿ったわけでもないため、企画に乗った意義が全く感じられない。
 
五つ目
個人的に三人称視点の地の文なのが高評価。SSの文法ではなく、しっかり文章として読ませようという気概が見れてうれしい。
ただ、お題である夏休みを蔑ろにしすぎで、そこはやっぱりどうかと思う。せめて観光地に行った際の描写でもうちょっと夏っぽさを出してくれたらよかった。
 
六つ目
これもまぁ、いつも通りの感じと言えばそうだけど、ちゃんとお題を絡めてお話を作っているのでとても良いかと思います。
とにかく作者のやりたいことを全部ぶち込んだって感じの作品で、個人的にはどこか取捨選択したほうがすっきり収まるかな、とは思うけど、それは良し悪しかなぁ、とも思う。
 
七つ目
まぁでも、これがネットのSSだよな、って感じ。
ネタや技術に関して論うのが無粋に思えるので、これはこれで良いんじゃない?
 
八つ目
作者の書きたい主題は後半の方なんだろうな、と。前半と後半の乖離がすごくて、もうちょっと馴染まなかったもんだろうか。
夏感はあったので前半にとどめたらお題企画に出されたものとしては及第点だったろうけど、後半があったおかげで他との差別化が出来てる面もあるので、これも良し悪しか。
 
九つ目
これも作者のやりたいことを優先した感じかな。作者の基本が別カプなら企画に乗らなくても良かったのでは?
 
十個目
強引なご近所設定&年齢操作は好感が持てます。こういうのが出来るところが二次創作の良いところよな。
ただ、お題に対する表現の仕方が希薄かなぁ、とは思ったので、もうちょっとお題をわかりやすく表に出せれば良かったかな、と思います。
 
十一個目
これまたやりたいことやり切った感じ。でもパッション先行したのが悪く出てないというか、ちゃんとお題に絡めたうえで自分のやりたいことも出来てるって感じ。SSってこういうモンってのを感じさせてくれるというか。
 
十二個目
特に引っ掛かりがない。良い点も悪い点も、存在しないわけではないけど、全体を見通せばなだらかすぎて印象に残りにくい。とりあえず締め切りがあるからなんとなく手癖で形にしてあげよう、っていうテキトーな仕事なんだろうな、って感じ。
 
ツイッタでメモったのをそのままコピペしたら、フォントサイズ変わったっぽい。

雑記

こないだ買ったエロゲの奴隷姫騎士と奴隷侍女とのスローライフってやつ。

アレが結構俺の好みに合致しててさ。

テキストも絵も声優さんも、とてもよかった、と感銘を受けたの。

低価格帯のエロゲも捨てたものではない、と。

 

んで、その勢いに騙されて、もう一本買ってみたのよ。

別のブランドの全く別の作品。

テキストも絵も声優さんも全くかぶってないヤツ。

そしたらこれがまぁ、微妙で。

 

奴隷スローライフが奇跡的に俺と合致しすぎていたのが良くないと思うんだよね。

それによってめっちゃハードルが上がってて、次の作品もこれくらい良いものに違いないという先入観があったよ。

でもそれが打ち砕かれまして。

いや、悪くはなかったの。

悪くはなかったんだけどスローライフほど合致してなかったっていう。

やっぱ、性癖というか、下半身に響くものって人それぞれなんだよなぁ、と思いました。

だからこそ、自分に綺麗に合致した作品は応援したいよね、っていう、そんな話。

雑記

最近見た映画の話。

 

まずはミッドサマー。

巷で話題になってたので気にはなっていたんだけども、ネトフリさんに追加されてしばらくはあんまり食指も動かず、結局最近になるまで見てなかったの。

でもちょっと前にゴールデンウィークがあり、せっかく時間も余ったので観てみますか、と思って視聴。

これがまぁ、なんというか……アレでしたね。

なんか、巷の評判を聞くとホラーとしては良い、みたいなイメージだったの。

怖いというか気持ちが悪いというか、何とも言えない感情を抱かせてくれる、みたいな。

ホラー映画としては割と上々の評価を受けてたんじゃないかな、って思ってたわけさ。

そりゃ俺も期待を持って視聴に臨むじゃん。

そしたらまぁ肩透かしですわ。

ショッキングな場面は確かに存在するけど、だからと言ってそれが怖かったり気持ち悪かったりするかっていうと、全然そうでもないじゃん。

グロテスクな画を見せて怖がらせるなんて、そんなもん学生のお化け屋敷でも充分できるわけで。

それをインディーとは言え、大した金を使って映画にまでして作ったからには、もっといろいろあるんじゃねーのかな、と思うの。

一番気持ち悪かったのは、最後の最後で焼かれる建物にそっと置かれた人だったものの似せ形くらいだったかね。

死体をそのまま持ってきたのかと思いきや、服とか皮だけかぶせて、中は藁とか木の枝とかでどうにかしてるヤツ。

とは言っても、別にそれも引くほど気持ち悪いわけでもないし、こんなもんだよなーって感じ。

ストーリーに関しても、最初から最後までそうなるやろ、って感想しか抱けないし。まぁ、ホラーにストーリーを求めるのもおかしい話ではあるけど。

誰かが『音響が気持ち悪さに拍車をかけてる』って言ってた気がしたけど、確かに気味悪さを演出する音響ではあったけど、そもそもの気味悪さが極小だから煽られてもどうしようもないっていうね。

結局、ホラー映画のわりに絵面が終始明るい、っていうだけの突飛さのみが評価点かなって感じでした。

巷の評とは乖離してたと思うわ。それとも俺が解釈を間違えただけなのだろうか?

 

次に実写版デビルマン

どうやらGYAOにて期間限定無料で配信されてるってんで、じゃあ怖いもの見たさで視聴してみるか、と。

この際に用いる『怖いもの見たさ』というのはホラー映画に対するそれではなく、クソ映画として評価の高いものを見るという意味です。いや、この注釈はいらんだろうけど。

んでまぁ、この映画、やっぱり巷の評判通りでしたわ。

正直、これまで俺が見たレビューは大げさに聞こえてたのよね。

言うてそんなにクソな事ないやろ? 大の大人が作った映画やで? って思ってた。

それが間違いだったわ。

これまで大げさに聞こえていたレビューをしていた人たちは、全く嘘偽りを述べていなかった。

マジでクソだった。終始笑えたもん。

ツッコミどころに次ぐツッコミどころ。最初から最後まで、ある意味目が離せないもんね。

特にデーモンの拠点の一つに人間たちが襲撃する辺りは笑いが止まらなかったよね。

建物の正面玄関の前にしか展開してない人間たち。

馬鹿正直に正面玄関から大挙して、ボーナスゲームのように撃ち殺されていくデーモン。

極めつけに超かっこいいムーヴで人間たちをやっつける飛鳥了

あんなん見せられたら笑いますって、そりゃ。

映画全体を通して笑えなかったのは『お前たちこそデーモンだ』ってセリフを明以外の人間に言わせてたところかな。あそこは素面に戻って『お前が言うのかよ』って思っちゃったもんね。

他にもワンパンで死ぬジンメンとか、最終的にどうなったかわからんシレーネとか、クソ要素を挙げたらキリがないんだけども、よくもまぁ、こんなもんを大真面目に作れたもんだなぁ、と感心しながら見てましたわ。

いや……実は大真面目じゃなかったのかもしれないな。正気だったらどっかで気付くもんな、あんなん。半笑いで作ってたのかもしれんわ。

いやでも、人生の実績解除が出来たんじゃないかと思うわ。

みんな、物の試しと思って観てみたらいいと思う。二時間がめっちゃ長く感じるもん。

俺は四十分くらいしたところで『折り返しかな?』と思ってシークバーを確認して絶望の一端を味わったもんね。

 

最後に実写版ハガレン

これもネトフリさんにあったので、観てみようかな、と思って視聴。

どうやら新しく始まる映画がもうすぐ公開だそうで。そうとは知らずに視聴したんだけどこれもまぁクソ映画と評されることが多いよな、と思いながら観たんですよ。

そしたら直前に見たのがデビルマンだったせいか、まだまともに見れた。

いや、ツッコミどころはいっぱいあったんだ。でも、デビルマンに比べれば全然余裕だったと思う。

何せ役者がまだまともだから、一シーンに一回吹き出す、なんてこともなく視聴が出来たものね。

いや、ショウ・タッカーとヒューズさんが出てきた時はちょっと笑っちゃったけど。はまり役だな、と思って。

特にヒューズさんの佐藤隆太さんが思ったよりもかっちりハマってて、再現度すげぇわ、って思いながら観てたわ。

まぁでも全体的にはデビルマンとやってること同じなのよな。

原作の名シーンを薄めて切り貼りしてって感じ。

そのせいでいろいろと粗が出て、ツッコミどころとしてつながるっていう。

しかも原作が面白いせいで、そのツッコミどころ満載な出来との落差に評価が急降下するという。

そりゃ巷の評も悪くなるわな、と納得の出来だったかな、と思います。

俺が一番ツッコミたかったのは、兄弟喧嘩のところ。

エドが『お前に言えなかったことがある』っていう件が全くなくて、喧嘩の重みが全然違ったな、と思いましたとさ。

ちなみに、こちらは一時間を過ぎたあたりでシークバーを確認して、まだ半分あるのか、とうなだれました。

 

そんなわけで直近で見た映画クソ、クソ、クソの三本立てでしたとさ。

デビルマンハガレンはともかく、ミッドサマーはちょっと期待してたんだけどな……。

いや、デビルマンと比べれば他二本はまだまともだったんだけども。

雑記

創作をする時、創作物を鑑賞する時に大事だなぁと思った事の備忘メモ。

 

最近、とある作品を見まして。

アニメの無職転生

いわゆる転生系なろう物ではあるんだけど、俺はその他のアニメ化されたなろうを見るのとは別ベクトルで楽しめた。

たぶん、なろう物に対する印象というのは、俺と世間一般でかけ離れてはいないと思うんだけど、だいたいは『転生/転移』『チート能力』『ハーレム』って感じ。

何かしらの原因で現世からはじき出された主人公が、ファンタジー的な異世界にもう一度生を受け、その際に超次元的な存在からなぜか突出した能力を授けられ、異世界で無双していく中で脈絡もなく異性に好かれ、それで周りを囲んだらハーレムになりました、と。

この流れを踏襲しつつ、その作品ごとの目標に向かってお話を転がしていくわけだ。

とは言っても、ネット小説から発生した作品で有名な作品ともなるとこの例から外れてくるモンもいっぱいあるんだけど、だいたいの人間がなろう物と聞いて思い浮かべるのは上記の要素で間違いないはず。

んで、無職転生って前々から『なろうの最終兵器』的な扱いをされていて、鳴り物入りでアニメ化された(と俺は思っている)でしょ。

同じような扱いをされてたような盾の勇者は、俺はちょっと無理だったの。

まぁ無理だったっつっても、拒否反応を起こして見るのをやめた、というよりは、時間が無くなって摂取する作品の取捨選択をしていった結果、盾の勇者は外れた、ってだけなんだけども。

外される原因ってのが、まぁこれもなろうのテンプレよな、って思ったからだったの。

単純に無双するだけじゃなく、一旦落伍者の烙印を押され、その後に有能だったのが発覚して、これでもかというほど見返す、という、追放系のアレだな、と。

これ以外にもありふれた職業で~とかが、追放系に該当する感じかな、と。

ありふれた~の方は、まだまともに視聴しようとして、こっちは単純に面白くなくて切ったタイプのヤツだったんだけども。

盾の勇者も同じようなもんなんだろうな、と思って、取捨選択の際に捨てる候補に早々に挙がったわけだ。

更に発展し、盾の勇者は『なろうの最終兵器』扱いされていたような気がしていたことにより、同じく最終兵器扱いされてた無職転生も、俺は放送当時は斜に構えてたわけ。

どうせなろうやろ? と。

どれだけ最終兵器だろうと、結局はなろうやろ? と。

そう思いながら長らく過ごし、ちょっと前に時間が空いたタイミングでサブスクに無職転生があったのを見かけて、それを視聴したの。

そしたらこれがまぁ、案外面白くてさ。

大枠で言えば、全然なろう物なの。

現世で引きこもりニートをしていた主人公が、異世界トラックに轢かれて、転生先の異世界では特殊な能力を授かったギフテッドとして新たに生を受け、前世の記憶を持ったまま特殊能力を活かし、世界を冒険していく、みたいな。

他のなろう物と違うのは、主人公が決して最強格でないことと、ヒロインをヒロインとして扱ってるところ。

前者は読んで字のごとく。

一応特殊能力は持ってるし、類稀なる魔術の才を持っているようだけども、その才能も発展途上中で特殊能力に関してはほかに使えるやつもいるっぽい。

実際、作中でも距離を詰められればほとんど歯が立たない場面も多く、魔術も万能というわけでもなさそうだし、主人公はよくよく追いつめられることがある。なんなら一回死んでたし。

変に突出しすぎた能力を持って、それを見せびらかせて他者を圧倒したうえ『俺、なんかやっちゃいました?』とか抜かす作品よりか、万倍好感が持てる。

後者に関しては特に重要で。

他のなろう作品ってのは、まぁヒロインやサブヒロインをぞんざいに扱いがちだと思うの。

適当に主人公に活躍させ、それを褒めたたえ、惚れさせるためだけの装置だとしか思えない作品なんかごまんとあると思うの。

無職転生でもロキシーもシルフィもエリスも、主人公を褒める役回りであったり、惚れたりするんだけど、他と違うのはエリスの描写量だと思う。

作品内ですげぇ長い時間、行動を共にすることになるエリスだけど、その長大な時間をある程度しっかり描写することで、主人公とエリスの関係性に無理が出てこない。

急に惚れて、急によいしょする役ではないんだよね。

他の作品にも作中時間では主人公と一緒にいた影響で、主人公に愛着を持ち、なんなら惚れるところまで行くヒロインもいただろう。

そしてその『実際は存在していた時間』を後から回想として演出することで、説得力を持たせる方法もあると思う。

でも無職転生の場合は、しっかり時系列ごとに主人公と共に追いかけることで、視聴者からヒロインへの愛着と、ヒロインが主人公に対する愛着を持つことに対する、唐突さとか雑さとかがあんまり感じられないんだよね。

後付けで回想を挟むより、とてもスムーズに愛着が持てると思う。

この点が俺はとても評価できる点だと思って、無職転生っていう作品が結構好きになりましたね。

作画も良かったし、二期が決まってるようなので、そっちも楽しみです。

 

それとはまったく別の話なんだけど、最近、ものすごく久々にエロゲを買ったの。

これはもう完全にジャケ買いだったんだけど、奴隷姫騎士と奴隷侍女とのスローライフってヤツ。

完璧に絵の好みだけで購入して、適当にプレイしよーって思ってたんだけど、これが思ったより良くてさ。

ここ最近、まともにADVみたいなゲームもやってなくて、メッセージ送りを延々とこなすゲーム感覚も懐かしいな、と思いながら文章を読んでたんだけど。

これもまぁ、ヒロインの描写が丁寧。

いや、そういうのも若干語弊があると思うんだけど。

この作品も主人公に対してヒロインが割と簡単に愛着を持ったりしてた気がするけども。

でもそれはこのゲームがエロゲ、とりわけ抜きゲというジャンルの性質上と、今後のお話の展開の都合を考えれば、ある程度仕方のない事だったのよ。

愛情を覚えるまでに、そう時間をかけていられなかった。そこは理解した上でよ。

この作品で良かったのは、ヒロインとの日常パート。

エロシーンも確かに良かったんだけど、この手のADVからかなり離れていた俺にとってはなんて事のない日常パートが逆に新鮮だったの。

忘れていた感覚を取り戻したというか、こういうのって大事だよなって再認識した。

あ、この作品、FANZAゲームでダウンロード専売だそうなので、ぜひ購入してみてね。

 

上記二つの作品に触れて、改めて思ったのは日常パートの大事さ。

俺って今まで、何かしら創作活動をする際にイベントばかり並べてそれを発生、解決することでお話を転がしてばかりだったな、って思ってさ。

合間合間にキャラクター同士で遊ばせて、一見無駄とも思えるような時間を作っていかないと、キャラクターに対する愛情が芽生えないんじゃないかと。

作ってる俺は親の気持ちでいるから、最初からキャラクターに愛情をもって接してるけど、作品を見てくれる人たちってのはそうではないわけじゃん。

どんな奴かもわからん人間に対して、いきなり愛情愛着なんか持てないよね。

だから、そういう面を深めるためにも、日常パートってのはすごく大事なんだな、って思いましたとさ。

そんな備忘メモでした。

雑記

なんと一か月に三回も書くという。

今日もゲームの感想を書きに来たよ。

 

トライアングルストラテジーをクリアしました。

ルートは適当にプレイしてたらベネディクトルートに入ったけども、俺の思想とも割と合致してたかな、と思う。

出来ればフレデリカルートに入りたかったけど、まぁ別にいいかなと。

 

良かった点としては、やっぱりストーリーかな。

チラッと見た感じ、SRPGの面倒くさいファンが『攻略ステージの間に挟まるストーリーパートがなげぇ』みたいなこと言ってたけど、そこが良いのでは?

変にこじらしたヤツは算数ドリルを解くつもりで、こういうゲームをプレイしてるんだろうなと思う。

でもやっぱりRPGであるならば、そこに生きるキャラクターの考え方とか立ち位置とか、どういう流れで戦いが起きたのかっていうところを理解しておくべきだと思うんだよな。

そういうのを理解せず、戦闘だけポイポイやるのが良いヤツは、ちょっと理解しがたいんだよなぁ……。

最近、普通のRPGでも同じ感覚でプレイしてる人間がいるらしいっていう話も聞いて、そういうやつはホント、どういうモチベーションでゲームをプレイしてるかわからん。

まぁ、それはさておきよ。

今作はスクエニから出る、クオータービューの、アクティブターン制の、SRPGってことで。

たぶん誰もがTOやFFTを幻視しながらプレイすると思うの。

俺は一応、TOもFFTもプレイしたんだけど、TOは最終盤、FFTは中盤から終盤にかけての話があんまり好きじゃなくて。

これまで人同士の戦いだったのに、急によくわかんねー存在がしゃしゃってきて、最後にそいつをぶっ倒して終わり、っていう。

たぶん、松野さん的にはそういう話が好きなのか、オウガバトルでも、途中降板したFF12でもそういう話だった気がする。

オウガシリーズはオウガっていう存在がタイトルにもつけられてる所為で、そいつを絡ませることは半ば決まってるだろうから、ある程度仕方ない面もあるかもしれない。

でもFFTのルカヴィに関しては、これはどうなん? って思うじゃん。

チャプター1と2くらいまでは良いけど、3以降は首をかしげながらプレイするっていう人間も少なくないんじゃねーかな、と思ってる。

それがFFっぽい、って言われたら、まぁそうかもしれない、とも思えるけどね。

でもトライアングルストラテジーは、徹頭徹尾、人同士のやり取りでとても安心した。

世界観の中に魔物的な存在もおらず、人形はいても何とか理解できる範囲だし、人形自体も人間のコントロールできる中にあったし。

あ、いや、でけぇ鳥はいたか。でもあれもユニットの移動道具だったし。馬みたいなもんだったし。

別に魔物的な存在が悪いってわけじゃなくて、序盤に人間同士の面白い戦いがあるのに、途中から混ざってくるとなると別じゃん……っていうね。

その点、トラステは人同士の争いに終始してて良かった。

ただ、思ったより楽観する指揮官は多かったかな、と思わなくもないけど。

グスタドルフ総帥もロランの偽装死体をすんなり信じたり、七聖人のなんちゃらさんもベネディクトの偽のお手紙を信じたり。

いや、七聖人の方はわかる。そういう役回りだったし。

でもグスタドルフ総帥は、そのおちゃめは国を滅ぼしかねないのでは? って思うぐらいにはお茶目だった気がする。

ストーリー面で残念だったのは、TOほど劇的なシナリオ分岐はなさそうなところかしらね。

たぶん、最終局面のルート分岐以外は、大筋では変わらないんじゃないかな。確かめてないけど。

ロウルートとカオスルートでガラッと変わる、みたいなことにはならなさそう。

まぁ、今のゲームは開発期間とか開発コストとか、SFC時代よりもインフレしてるだろうし、仕方ない面もあるのかしらね……。

 

キャラクターは意外な人が多かったかな、と。

まずロラン。

俺は中村悠一さんが結構好きで、ゲームで彼がCVを担当してるキャラはほんのり優遇しちゃうくらいなんだけど、今回は優遇しづらかったわ。

外見も第二王子っていう立ち位置も、性格も割と好きだったんだけどね。

ユニットとしては、まぁ使いづらくて。

このゲームって結構、タンク、アタッカー、ヒーラー、(デ)バッファーっていうのが分かれてると思うの。

でもロランっていうユニットは一応、アタッカーに類すると思うんだけど、それほど攻撃性能が高くはなかったと思うんだよな。

槍による間接攻撃とか、直線に並んだ敵を攻撃できるとか、そういうことが出来たとしても実際に与えるダメージが高いわけではなかったような?

そのうえ、機動力が高くても単騎で突出する利点がないから活かせず、周りと足並みをそろえるしかない。

加えて防御性能も高くないから、矢面に立つとすぐに死ぬっていうね。

キャラとしては好きなんだけど、ユニットとしては全く活かせなかったわ。

あと致命的なのが、最終的にハイサンド側につく点。

俺はもう、メガテンでもロウルートを選べない人間だから、ハイサンドなんて選ぶわけがないのよ。

しかも、このゲーム内でハイサンドを信用できる要素ってあったか? ってぐらいに胡散臭い事ばっかだったでしょ。

そんな奴らに岩塩なんか渡せるわけないよね。

しかもセレノアの嫁はローゼル族なのよ。

彼女を裏切ってまでハイサンドにつく理由が皆無なのよ。

そこに来てロランが急に『ハイサンドに岩塩渡すわ』とか言い出すじゃない?

ありえんって。

しかもお前、これまでそれほどハイサンドにつくような素振り見せてなかったじゃん。

ハンドルの切り方が急じゃない?

結局、俺はロランを切り捨て、ベネディクトにつきましたとさ。

フレデリカを選べばロランはついてきたかもしれないけど、ロランとベネディクトを比べれば、ユニット性能でベネディクトが圧勝なんだよな……。

んで、エピローグで出てきて『お前が選んだ道では、こんなに貧困層が出来てるぞ、わかっとんのか……』みたいな感じで、ハイサンドの生き残りと結託してるみたいだし。

お前それ、ハイサンドと組んだらローゼル族がその位置に行くだけで、お前の道でも変わらんからな。

数の大小で言えばローゼルのほうが犠牲は少ないかもしれんけど、そこには逆転の光明は皆無だし。

自由という名の競争社会で、一発逆転があり得る世界の方が、まだ救いがあると思うけどね。

何が『彼らの声と俺の声が届いているか』やねん、ボケ……。

 

あとフレデリカ。

ビジュアルがまぁFFTAのリッツに激似だった気がしたので、相当気性の激しい女の子なんやろな、と思ったら、全然違った。

めっちゃおとなしい娘だったわ。

キャラ性能としては魔法アタッカーとしてかなり荒々しく貢献してくれたけど、ストーリー上はセレノアを支えてくれる良きパートナーだった。

これはもう、俺の先入観でしかないから、勘違いしてごめんねって話なんだけども。

いやでも改めて見てもリッツや、エウレカセブンアネモネにも似てる気がする。

そんなんもう、エキセントリックな娘だと思うやんな……。

 

あとはマクスウェルやアヴローラ将軍かな。

ルートが違えば出番があったのかもしれないけど、俺の進んだ道では退場以降は全く出てこなくなったから。

もうちょっと活躍するやろ、って思ってたんだけどね。

実は暗躍してて、意外な所でバーンと登場! みたいなのを期待してたら、一切出てこずにエンディングだったわ。

あと、イドーは戦わせろよ、と。

あいつ倒さずにハイサンドを制したとは言えんでしょ。

何を見逃しとんねん。

あいつのせいでエンディングも尻切れトンボ感がぬぐい切れなかったわ。

 

ユニットとして気に入ったのはヒューエットとアーチボルト卿かなぁ。

やっぱこの手のゲームは弓ユニットが強いよね。

しかも、ヒューエットに関してはカノプーに匹敵するぐらいに移動が簡単な飛行弓ユニットっていうね。

それが最序盤から味方にいるわけだから、重用しないわけがないっていうね。

アーチボルト卿は普通にダメージソースとして有能だったわ。

前衛が機能してれば遠間からかなりのダメージを与えることが出来て、最上級クラスになれば、HPが半分の敵を確率で即死させるっていうスキルも持つからね。

あの人、年老いてアレなんだから、全盛期はやばかったんだろうな、と。

あと回復役としてジーナよりはメディナのほうが有能だったわ。

消耗品を使用するのは確かに財政を圧迫したけど、TP薬学によって味方のTP加速を担えるっていうのは普通に強い。

おかげで息切れしがちなフレデリカがガンガン魔法を使用出来たし。

最後の教皇戦はそれがデメリットになりかけたけど、ちゃんと考えて運用したらどうにでもなったしね。

今作は回復アイテム以外はあんまり購入しなかったけど、メディナのためだけに回復アイテムを買い込む利点はあった。

あとは序盤、使い方に迷っていたエラドールも、しっかりタンクとしての役割に専念させれば普通に有能だった。

やっぱり、役割がハッキリしてるヤツは運用の仕方もわかりやすくていいわ。

その点、ロランよ……。

 

システムはまぁ、可もなく不可もなくって感じか。

アクティブターン制で、スピードの速いヤツからターンが回ってくるタイプのやつなのは、TOやFFTで経験済みだから目新しさはあんまりって感じだし。

敵を挟んで攻撃したら追撃が出来るよってのも、ホシガミで似たようなシステムがあった気がする。

TP制もTOのMPチャージの段階をおおざっぱにしただけっぽいし、装備に関してはすげぇ簡略化してあるだけだし。

スキルに関しても尖った性能があるわけでもなさそうだったし。

どこをとっても普通。安心できるとも言い換えられるし、使い古しとも言い換えられる。

また、ユニットが使える必殺技的な奴も、それほど戦局を覆すほどの威力は持ってないかな、と思う。

敵が使う必殺技は結構な性能してるくせに、味方はその辺、マイルドだったな、と。

でもそれは、戦闘を大味にしないためのバランス調整だったんだろうな、と納得もできる。

ただ、そうした場合、必殺技を使う必要もあんまりなく、味方の戦闘がいつまでたっても地味っていう弊害があったかな、と。

俺が使ってないユニットで、派手な能力の必殺技があったんだろうか? だったらわからんけど。

ぶっ壊れ性能のユニットがいないせいで派手さはなく、堅実に一個一個積み重ねないと勝利が出来ないっていうのは、良し悪しかな、と思った。

そういうのが好きな人にはハマるだろうけど、RPGっぽいド派手な戦闘を期待してたら外すな、とも思う。

すげぇリスキーだけど一発逆転が出来るスキルってのがあっても良かったなぁ、とは思った。

その点、フレデリカの必殺技はその期待を持てたけど、案外威力は控えめだし、1ターン待たなきゃダメっていう準備が必要なため、エラドール等で敵の位置をコントロールしなきゃいかんという手間もある。

そこまでやって、TPをガッツリ増やさないと威力が伴わないってなると、リターンが少ないなぁって思っちゃうよね。

だったらチマチマと炎撃を使ってた方がいいかな、と。

いや、わからんけどね。俺は結局、TPは4か5くらいまでしか貯められなかったし、それ以上積む手段があって、6とか7とか積めばすげぇ威力になります、とかだったらアレだけども。

なんにしろ、俺はこのゲームをやってて派手さは見受けられなかったわ。

地味で堅実。そんな印象。

でも、ちゃんと地の利を活かして攻略したら、推奨レベルを下回ってても勝てるって調整は嫌いじゃないよ。

っていうか、このゲームを徹して、推奨レベルを上回ったことはなかったよ。

 

総評として面白かった。

けど色々惜しいところもあったな、って感じ。

値段分は遊べたとは思うけど、でもチケットで実質5000円で買ったからだろうなぁ。

8000円弱で買ったら、ちょっと高かったかな、と思うかも。

次回以降に期待って感じかな。

たぶん、スクエニのHD-2D路線はこれからも続くだろうし、リメイク以外にもオクトラやトラステの続編(ストーリー的な意味ではなく)があれば嬉しい。

 

あと、余談だけど『切り札』ってシステムは一切使わなかったわ。

あれってどこで使えばよかったの?

 

追記

チケットで買ったとか勘違いしてたけど、チケットで買ったのはアルセウスだったわ。

トラステは普通に定価で購入してた。

何を勘違いしたんだ、俺は……。