雑記

いつも通り、クリアしたゲームの感想。

 

ライブアライブのリメイクをクリアしまして。

一応、真エンディングでクリアしたんだけど……。

正直、新規でプレイするようなもんじゃないと思いました。

 

俺はSFCでプレイしておらず、今回がLALの初プレイだったわけだけども。

端々からしっかりSFC版を移植して来たんだな、と感じられる作りだった。

率直に言うと、古臭い。

イベントシーンは長く、にも拘らず全体的には淡泊なシナリオばかりなので、内容にのめりこめず、始まってから終わるまでの全てに対して『はぁ……』という感想しか浮かんでこない。

もっとしっかりした演出を加えて、キャラやストーリーをもっと深く演出できていれば良かったのかもしれないけれど、SFCの容量の問題でそれは無理だっただろうし、しっかり描いたシナリオを八つ、最終章を含めれば九つもプレイするのは正直しんどいと思う。

もともと、SFC版はいろんな漫画家さんに頼んでキャラデザインをしてもらったところも売りの一つだっただろうから、シナリオを減らすことは出来ないだろうし、だとしたらもうどうしようもないね、っていう。

システムとしてもそれほど面白いものじゃない。

バトルは大味で、耐性や弱点の要素、敵との位置取りなんかの要素は目新しかったけど、面倒くささにもつながってたかな、と思う。

リメイク版は敵もある程度立体的に表現されてるから、どのマスが敵の範囲なのかわかりにくいのもあったしね。

難易度もそれほど高くはなかったし、サクサク進めるのは良かったと思うけどね。

ただ、当時のやり込み要素的なものは強く感じられた。

特に幕末編とかは遊ぼうと思えば結構深くまで遊べるんじゃないかな、と思えたし。

でもまぁ、そんな遊びこむ気にはならないよね……。

総じて、当時のプレイヤーに向けたゲームだな、と思いました。

 

過去の名作をプレイできるのは良かったけど、クリアしてみたらちょっと割高な値段だったな、と思った。

HD-2Dでリメイクするのにコストはかかってるのかもしれんけど、俺としては値段分は楽しめてないと思うわ。