二月にアルセウスの話で記事を書こうと思ってたけど、なんかディアパル倒すだけじゃ終わらなさそうだったし、変に焦ってモクローとミジュマルの図鑑を埋めずに進化させてしまったことに凹んだので、どうでもよくなってしまってね。
代わりにエルデンリングをクリアした感想をしたために来たよ。
というわけで、エルデンリングをクリアしました。
まぁ……傑作だったよね。
一部でクソゲー扱いしてる人がいるって聞いたけど、それはもうゲハに頭を狂わされてる人間なのではないか、と疑うくらい。
確かにマイナスポイントはあった。
でもそれを加味しても間違いなく傑作ではあったよ。
基本的にはソウル系列のプレイ感覚で、ボタン配置が若干SEKIRO寄りだったかな、って感じ。
最初は×でジャンプ、〇でローリングorダッシュって感覚に馴染めずに困惑することしきりだったけど、数時間もプレイしてれば慣れる。
今回、パソコンを新調したので、スチーム版でプレイしてたんだけども、×での決定に慣れすぎて、エルデンリングをプレイしている期間はPS4を封印していたくらいだものね。
それぐらい、案外×決定は慣れる。たぶん、PS5を購入出来たら最初は戸惑ってもすぐに慣れてしまうんだろうな、と思ったわ。
これはアイフォンさんのホームボタンの有無にも言えることだと思う。あれもすぐになれたし。
ともかく、プレイ感覚はとても馴染みがあり、ボタン配置が違ってもソウルの血脈を継いでいるんだな、とすぐにわかる作りで、さらにジャンプが自由にできることによって生まれる新しい感覚もとてもよかった。
フィールドでもダンジョンでも、ジャンプでそこかしこを飛び越せるおかげで、探索の範囲が上下にめっちゃ広がった印象がある。
ソウルシリーズでも結構探索範囲ありますわ……って思ってたのに、それ以上に広大になったイメージがある。
中盤からはちゃんと足元を確認して、柵の奥に屋根や足場があったら『あ、ここも行けるわ』って思うようになったね。
発売されてすぐのころはよく言われてたけど、マルギットがとんでもなく強い、と。
あれもたぶん、ソウルをやる感じで挑んだらすげぇてこずるんだろうな、と今になって理解してるよ。
俺も『ストームヴィル城へ行け』って言われたから、なんも考えずに導きを頼りに城へ赴いて、あんまりレベル上げもせずにマルギットに挑んで、数時間かけて突破したクチなんだけども。
ゴドリックを突破するまで、すげぇ低火力に悩んでてさ。
今回のボスってめっちゃ固くね? バランスどうなってんねん、って思ってたのよ。
でも、これってフィールドを探索して横道逸れまくって、自身のレベルや武器のプラス値を上げると、思った以上に簡単になるんだろうな、と。
実際、プラス値を上げることで相当火力が上がったし、レベルを上げることで戦闘のあらゆる面が改善されていくのがわかった。
それに気づいてからは、目的地に直行するよりいろんなところに寄り道したほうが楽だし、楽しいってことになりまして、レアルカリアをクリアするまでに相当鍛えあがりましたよ。
その後もローデイルに到着した後もいろんなフィールドを歩き回って王都を後回しにしまくり、レベル上げや武器強化なんかに勤しんだ結果、とある地点までそれほど苦労せずに進めることが出来ましたとさ。
むしろこれはいろんなところを歩き回る前提のレベルデザインなのかもなと思ったぐらいでしたわ。
俺が苦しんだのはマレニア。
ミケラの聖樹自体は最深部まで難なくたどり着けたんだけど、マレニアで三日も費やしたよ。
それまで大概のボスとかは数時間もかければ突破出来てたのによ。
マレニアは三日。マジで。
通常行動というか、特定行動以外の攻撃は割とパターンを立てて回避や攻撃が出来てたんだけど、浮舟渡りみたいな技がまぁ回避できませんで。
しかもマレニアは攻撃がキャラに当たる度、ガードされてもお構いなしで回復する仕様になっているため、手数の多い浮舟渡りを使われると、相当回復されてしまう。
これを嫌ってすべての攻撃を回避しようと頑張ってたんだけど、まぁ無理でしたね。
未だにあの浮舟は回避する方法がわからん。
結局、浮舟は大盾に鉄壁の戦技を使用して防御することでこちらのダメージをほぼゼロにし、攻撃面は写し身を使ってガン攻めしてごり押しするというスマートさのかけらもない攻略方法になりましたとさ。
正直、こいつは二度と戦いたくない。
んでまぁ、マイナスポイントだけども。
ちょいちょい散見された複数体のボス。
小ダンジョンで番犬が二匹だったりとか、カボチャ頭が二匹だったりとか、坩堝が二体だったりとか……そういう雑な複数体編成のボスがいたのが、ちょっとアレだったかな、と思った。
デモンズのマンイーターの頃からあんまり好きじゃなかったのよね。
オンスモはまぁ良かったかな、とか、深淵の監視者は新たな試みだったな、とか思ったけど、それ以外の複数ボスは基本的にあんまり得意じゃなくて。
特にヤーナムのクソ影三人衆にはホントにヘイトしかないんだけども。
そんな感じの複数ボスが結構いまして。
まぁでも、上で挙げた番犬や坩堝なんかは小ダンジョンで、攻略上必須というわけでもないし、赤獅子城の混血と坩堝は、混血がかなり柔らかい性能してたので何とかなったりした。
でも神肌はどうかと思うよ。
俺は写し身使ってごり押し戦法したけど、あいつら二人に囲まれてまともに戦う気にならんもん。
特にデブのほう。
火山館で相当苦しめられたあとだったし、未だにゴロゴロ転がる攻撃の回答が見いだせてないからね。
ヒョロの方はちょいとディレイがあるくらいで、割と素直な性能してると思うし、御しやすいんだけどね。
デブは転がるのを封印してれば、まぁ何とかなるんだけど、転がってくるからダメ。
それでいて、この神肌二人は攻略上、ルートに必ずいるっぽくて。
こいつらを突破せんことにはエンディングにたどり着けないと。
そんなもんごり押し出来るんだったらしますわ、って感じだった。
マジでこいつらはマレニアより嫌だったかな、と思う。
遺灰なしで攻略しろって言われたら、ちょっと嫌な顔してしまうわ。
ほかにもイベント関連で、進行中に内容を忘れてしまったり、忘れてしまった内容を確認しようにも難しかったり、あいつどこにいたっけ? とか、ここに行くにはどうしたらよかったっけ? とか、そういうこまごました点が気になったかな。
でもこれらのマイナス点って、結構俺の個人的な感想って面が強いと思う。
これぐらいなら気にならないって人もいるだろうし。
だから、最大のマイナスポイントを挙げるとしたら、めっちゃ時間を食うことかな。
探索やボス攻略に夢中になりすぎて、マジで時間が溶けるように消えていく。
気が付いたら何時間もプレイしていて、ほかの色々なことに支障が出るレベル。
それぐらいめっちゃ面白いゲームだった。
サルのようにダクソをプレイしてたあの日々を思い出す出来だわ。
俺は百時間弱、レベルは140弱でクリア出来ましたが、正直全然足りてない。
まだトロフィーは残ってるし、たぶん、見つけてないロケーションもあるんだろうなと思う。
ただ、これ以上このゲームにかまけてたら、マジで狭間の地をさまよい続けることになるので、いったんの区切りをつけるためにクリアした。
今後はあんまりエルデンリングに触れないようにする。
余談だけども。
俺はラニ様のエンディングを迎えまして、差し伸べてくれた手の上下どちらをとればいいんだ……って悩んだんだけども。
なんか出来心でね。
そしたらラニ様の身体が生身っぽい感じで描かれたエロ絵とかがあってさ。
マジでエアプ丸出しというか、人気のコンテンツに乗っかかったイナゴ感が強くて、すげぇ嫌悪感を覚えたよ。
あの人、身体は人形やからな。