メガテン5をクリアしたので、感想を書こうかと思う。
全体的に満足だけど、どうしようもない部分もあったかなって。
まず良かった点。
俺はプレスターンってシステムがめっちゃ好きで、ペルソナの4が出たくらいの頃合いにはワンモアプレスが主流になったらどうしよう、って思ってた派閥の人間なんだけれども。
真4も真4Fもおおむね良かったんだけど、やっぱニヤリが良し悪しだったな、と思ったりしてたの。
それが今回、割とシンプルめなプレスターンで良かったと思った。
今作の良かった点は、この戦闘面が大部分を占めてたかな、と思う。
戦闘は割と良かったと思うのよ。
難易度はノーマルだったけど、ワンチャン、雑魚でも死ぬ可能性もあったりとか、良い感じのバランスだったかな、と思う。
いや、思うところはあるよ。戦闘でも。
レベル差補正がきつめだったかな、と思ったり。
三つか四つくらい高めだと、結構有利だったり、五つ以上だと相当有利だったし。
逆にこっちが不利になると、相当与ダメが減ってどうしようもなかったりしたしね。
最後のマガツカとか、解放させる気がないのか、と思ったよね。
俺は御霊を狩ってレベル上げしたりしたから、余裕で90以上まで上がったけど、それもラスダン入ってからだったしね。
結局、最後のマガツカを忘れてクリアしたしね。
んで、もう一個良かった部分。
これは別に5だけじゃないんだけど、悪魔合体の全書逆引きね。
金さえあれば、めっちゃ合体がはかどる。
全書の達成率が俺史上最高値をたたき出したもんね。
これも御霊でお金が潤沢にあったことと、レベル上げが簡単だったことによるよね。
そんで、最後にもう一個。
今回、グラフィックが思ったより良かった。
今まで続投してきた悪魔も、新しく追加された悪魔も、すごくきれいになってる感じがあった。
俺は最初、主人公のビジュアルもあんまりしっくり来てなかったんだけど、最終的に馴染んだしね。なんか、DQ11の主人公みたいな。あいつも最終的に馴染んだし。
悪かったのはもうシナリオ面よね。
もうほんと、お話が全く入ってこない。
いや、入ってくるほど多くない。
申し訳程度に主人公が動く動機付けをしているだけ、って感じ。
ストーリーが薄すぎて、あってもなくても良いな、まで思うわ。
あと演出よ。
薄すぎるストーリーを盛り上げることも出来ない演出。
ヒロインが死んだ時ですらあっさりしすぎてて、なんも心に響いてこなかったもんね。
印象に残ったシーンと言えば、ロウ陣営が堕天したところとかくらいかなぁ。
今回のロウの奴らは割と好感持ててよかった。
でもまぁ、ほかは別にどうでもよかったなって感じもする。
他にも、ダンジョンらしいダンジョンが少なかったり、マップが見づらかったり、移動がしにくかったり、カメラの移動に難点があったり、悪いところも散見されたわ。
ただまぁ、戦闘面が割と好みだったので、マイナスを補えるかな、と。
全体的に見て、戦闘に集中した感じかな、と思う。
他の全てをぶん投げて、戦闘の楽しさが味わえたって感じ。
テイルズの時にも思ったけど、こういうのもありなんだよな。
RPGとしてストーリーを重視せずとも、戦闘の面白さ一点突破ってのも、ゲームとしてはありっていうね。
まぁ、この上でストーリー面もしっかりしてくれたら言うことなかったんだけどね。
マップの見づらさや移動のしづらさは、まぁ……良いよ。